消防士に関するコラム

【真実】『消防士になれば勝ち組!』という時代は終わったと感じる件

【真実】『消防士になれば勝ち組!』という時代は終わったと感じる件
消防士くん
消防士くん
消防士でいる限り、世の中的には「勝ち組」だよね?多少の不満や不安はあれど…消防士になったら勝ち組だよね!?ねっ!?!?

↑こんな考えのあなたへ。

消防士が勝ち組…?そんな時代は、もう終わったと断言します。

僕は実際に消防士を退職し、民間企業へ移りました。そこで感じたことは『あのまま消防士でい続けていたら、人生終わっていただろうな…』という〝恐怖感〟だったのです。

日々「モヤモヤ」を抱えながら生きている、全ての消防士へ。

死ぬときに後悔しないよう、少し立ち止まって考えてみてください。

あなたは、消防士として「勝ち組」になれそうですか…?

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『消防士になれば勝ち組!』という時代は終わりました

『消防士になれば勝ち組!』という時代は終わりました

  • 給料が安く能力・スキルに比例しない
  • 社会の「トレンド」に置き去りにされる
  • 高齢化により「死ぬまで労働」が確定

↑上記のとおり。

消防士が勝ち組だと言われていたのは、はるか昔の話です。

確かに、消防士は「公務員・リストラなし・世間からの評判も良い」などメリットが多数。しかし…それだけで本当に〝勝ち組〟だと言えるのか?僕には全くそうは思えません。

今の日本では、わざわざ消防士にならずとも勝ち組になれますからね。

昔は「安定」と言われていた消防士ですが、もはや「他に何もできない人がやる仕事」にまで成り下がっていると思うのです…。

少し、消防士のデメリットについて深掘りしていきましょう。

給料が安く能力・スキルに比例しない

  • 仕事が早い
  • 運動能力が高い
  • 毎日勉強している

↑こういった〝努力〟が、収入に全く無関係。これはオワコンです。

能力を高めるために努力している消防士は、本当に素晴らしい。

しかし…その努力はあなたに何も「リターン」をもたらしませんよね…。

消防士は、時代にそぐわない年功序列を未だ引き摺ってます。努力しても給料が上がらない。努力しても出世に影響しない。これって「即ヤメるべき企業・会社の特徴」なんですよね。

正義感や綺麗事だけで、死ぬまで努力し続けるのは不可能です。

せっかく「努力できる人間」に生まれたのに、消防士になったせいで何も報われない…。

サラリーマンの世界では、あなたの半分の努力量で、あなたの2倍の給料を貰えます。世の中には努力できない人がいるので、少しでも頑張ればリターンがあるものなんすよ。

成果主義と言われる今の時代、消防士という組織は紛れもない「ブラック企業」です。

消防士、これでも勝ち組と言えますか…?

社会の「トレンド」に置き去りにされる

  • 大手企業でも副業が解禁
  • ダブルワーク・兼業が当たり前
  • 転職によるキャリアアップが主流

いわゆる「働き方の改革」です。

同じ会社に勤め、ず〜っと死ぬまで労働、という時代はとっくに終わりました。人生は仕事が中心ではなく、私生活が中心。こんな風潮が広がりつつあり、とても良い雰囲気ですよね。

しかし、消防士の現状はどうでしょう?10年前と何が変わりましたか?

副業、兼業、その他のキャリアアップ…一切取り入れる気配がないですよね。

時代の流れと無関係、昔から変わらない組織の在り方。消防士をしながらでは、他のスキル・収入源を得ることはほぼ不可能です。休日数だけはめちゃくちゃあるのに…。

消防士を続ければ続けるほど「時代遅れの人材」になることは必至。

今はいいですが、10〜20年後、周りの勝ち組に置いていかれてしまいます。

高齢化により「死ぬまで労働」が確定

  • 退職金が減りまくっている
  • 管理職になれる年齢がどんどん上がっている
  • 高齢なのに現場で活動し続ける消防士が多数

↑こんな感じですよね。

普通の会社なら、40〜50代になればいわゆる「管理職」になります。

現場で働く社員から「会社を運営する側」に回るのです。サラリーマンが日々頑張るのは、この管理職にできる限り早く到達するため。これが一般企業での「勝ち組のなり方」です。

しかし消防士は、いつまで経っても現場から離れられません。

皆さんの消防署にも、40〜50代で未だ管理職になれていない消防士が山ほどいるはず。

一般社会でならとっくに昇進できていたはずなのに…。加えて消防士の退職金は年々減少。もはや消防士であり続ける〝旨味〟などゼロですよね。

高齢化が加速している今、消防士の「一生過酷な労働」はほぼ確定してます。

勝ち組とは到底言えない、死ぬまで働かされるブラックな仕事。

あなたに、消防士を真面目に続けられる自信がありますか…?

消防士の中にごく稀にいる「勝ち組」の生き方とは

消防士の中にごく稀にいる「勝ち組」の生き方とは

  1. テキトーに仕事をして給料を貰う
  2. 資産・スキルをコツコツ積み上げる
  3. チャンスがきたら転職・独立を決める

簡単にいうと「賢く生きろ」ってこと。

1つの事実として、デキる消防士ほど早く辞めることが調べにより判明してます。

詳しくはこちらのニュースで解説されてますが…ようは『優秀な消防士ほど、何の出世や昇給もないことに腹を立て、他の企業へ転職する』って話。すごく納得ですよね。

消防士としての能力を一生懸命磨いても〝消防の世界でしか〟役に立たない。

社会に置いていかれないためには、「ズル賢く」こなして別の能力を磨くことが必要ですよ。

テキトーに仕事をして給料を貰う

  • 毎日必死になって仕事をする消防士A
  • ダラダラ適当に仕事をこなす消防士B
  • サボりまくって周りに迷惑をかける消防士C

↑消防士は、ざっくり上記の3種類に分類できます。

マジで恐ろしいことですが…これ、『給料面での違い』は一切ないんですよね。

消防士の仕事に100%を注ぎ込んでいたら、それ以上何かを学び・身に付ける余裕などありません。まずは適度にサボり、楽して給料をもらう「勝ち組消防士」の存在を知ってください。

あなたが、何の見返りもない訓練や事務仕事に明け暮れているとき。

勝ち組消防士は、何か〝全く別のこと〟に時間を使ってます。

ツラい思いをするくらいなら、ラクに給料ゲットして良いのです。心を病んでからじゃ遅いですからね…。

資産・スキルをコツコツ積み上げる

  • 消防士の仕事に5割
  • 他の勉強や副業(※1)に3割
  • リフレッシュ・趣味に2割(※2)
  • ※1:副業は基本禁止ですが〝稼げるようになるまでは趣味〟で済みます。
  • ※2:消防士を辞めたくないなら「趣味9割」とかでも勝ち組と言える。

↑こんな感じで「ズル賢く生きる」のが勝ち組。

だって消防士に何割のパワーをつぎ込もうと、給料は変わらないわけですから。

あなたの周りにもいるはず。テキトーに仕事をしつつ、何か他のことに夢中になっている消防士が。あなたの知らないところで資格を取ったり、スキルを身に付けたりしてます。

とりあえず消防士を続けている限り、生活費は貰えますよね。

それを活かし、『いつでも辞められる準備』を少しずつしていくのが賢い戦略ですよ。

あなたは、無線や危険物、救命士の他に、何か社会で使える〝武器〟を持ってますか?

資格・スキル取得のおすすめサイト
  • 生涯学習のユーキャン
    取扱資格数No,1|簿記・FPなど「万能な資格」から目指すならココ
  • スタディング
    スマホでスキマ時間に勉強したい方向け|難関資格も多数
  • Udemy
    高収入・高待遇のIT系・Web系の資格に強い|プラグラミングやデザインなどのスキルも◎

チャンスがきたら転職・独立を決める

  • 消防士として一生こき使われるか?
  • 民間企業で勝ち組を目指すか?
  • 独立して自由を勝ち取るか?

↑僕は、こう考えた時にどうしても消防士を続ける気になれなかったんすよ。

だからこそ、4年かけて少しずつ準備をし、転職しました。

ちなみに、僕はこれから転職するなら「営業職」もしくは「IT・Web系」を強く推します。消防士の世界と違い、努力が報われやすく、仕事に理不尽なところが少ないなーと実感しているので。

※おすすめの転職先は【年収UPも狙える】消防士のおすすめ転職先とアピール方法の記事で解説してます。

テキトーに消防士を続け、収入に直結する「何か」を学ぶことに時間を費やす。

これだけでも充分、思考停止で働くほとんどの消防士よりは勝ち組と言えます。

さらに自身の人生の可能性を試したい、または『辞めたい』と思う気持ちが強いという方は、「消防士卒業」も見据えてみると良いと思います。
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それでは、本記事は以上です。