↑こんな方に読んで欲しいコラム。
元・消防士の僕が、消防士のうつ病に関して思うことを書き殴ります。
いつだって、損をするのは「まともな消防士」。
そんな組織で、そんな仕事で、悩みまくる人生などキツいに決まってます。
- これからどうすべきか?
- どうすれば、うつ病になどならず幸せな消防士人生を送れるのか?
- そもそも今後、消防士を続けていいのか?
悩める消防士の〝人生再建〟の一助になれば幸いです。
【悲報】消防士のうつ病、マジで多い件
本当に。なんなんすかね、この現状…↓↓
うつ病だの、自殺だの、『市民のヒーロー』が聞いて呆れます。
ここまでメンタル不調をきたす、消防士という仕事。
管理職連中にはそろそろ〝本質的な原因〟を考え、対策して欲しいものです…。
2大巨頭は「惨事ストレス」と「パワハラ」
惨事ストレスでは、自分の〝責任・過失〟に耐えられずうつ病に。
パワハラでは、上司の〝理不尽〟に耐えられずうつ病に…。
消防士は自分自身の安全に加えて、他の人々の安全も守らなければならない。
救出の失敗や、被災者の死亡は、あまりにもストレスが大きいため、このような経験をした消防士の中には、その現実について対処できない者もいる。
消防士のストレス(PDF)
訴状などによると、男性は2011年7月ごろから消防長らに、1年間で全ての仕事ができるようにならなければ退職する内容の誓約書を提出させられたり、約8カ月にわたって毎日できなかったことだけを書く日報を出すように命令された。11年5月、男性が勤務外でアキレス腱(けん)を断裂した際には、消防長に「おまえに消防士として先はない」「けがで3カ月も休むやつがあるか」「辞表を持ってこい」などと叱責されたという。
男性は13年10月、うつ病と診断されて16年4月まで休職した。
1時間以上「辞めろ」…上司が退職強要、うつ病に 消防士、行田市を提訴 PCの上にペン置くだけで始末書
↑パワハラとか、本当に胸糞悪いですけどね。
しかも消防幹部や行政などはゴミみたいな〝隠蔽体質〟。うつ病になった消防士を守ってくれるとは限りませんし。
こんな仕事、他にはないと思いますよマジで…。
消防士にうつ病が多い〝本当の〟理由とは?
- 惨事ストレス
- 上司によるパワハラ
- 人生に対する不満足感 ← 重要
消防士のうつ病には、上記3つのどれかが関与してます。
1つ、あるいは2〜3個が複雑に絡み合う場合もありますが。
そして悲しい事実として、いずれにしろ〝組織や上司はあなたを助けてくれない〟のです…。
上司や組織に、あなたを救おうとする姿勢がないからこそ、あなたは〝病む〟のですよ…。
少し、詳しく見ていきましょうか。
惨事ストレスは「真面目」な人ほど受けやすい
- 『自分のせいで助けられなかった…』
- 『あの方が亡くなったのは自分のミスのせいだ…』
- 『ご遺族に申し訳ない…自分のせいで…』
↑惨事ストレス(PTSD)の本質は〝自己否定〟です。
やる気があって、真面目で、一生懸命な消防士ほど、上手くいかなかったときのダメージがでかい。
多くの消防士が心を病まないために、『まっいっか♪』と自己否定から逃げているのです。
それができないくらい真面目で本気な消防士が、惨事ストレスでうつ病になるのです。
だからこそ、惨事ストレスは〝若い消防士〟に多いのです。
- 一生懸命な奴ほど病みやすくて、
- 不真面目な奴ほど心が健やかで、
- それを〝正常〟だと思い込んでいる組織・上司
↑クソすぎる体制。
惨事ストレスでうつ病患者を出すような消防本部は〝ゴミ〟です。
一生懸命な消防士ほど、組織の救いなくうつ病に陥る現状。
まるで『適当にやったもん勝ち』の世界なんすよね…。
パワハラは未だに根強く残っている
- 年上なら偉いという風潮
- 自分がされた事を後輩にもする流れ
- 高圧的な部下いじめで自分を強く見せたい上司
↑実態はこんなもんなんすよ。
ようはパワハラ上司なんて〝低レベルな雑魚〟って話です。
ヒマで、退屈で、無能で、頭が固いバカな上司ほど、パワハラをします。
パワハラ的な指導が、部下のためになると思い込む〝救えないほどのバカ〟だからです。
聡明で優秀な上司は、パワハラに何のメリットもない事を知っているので、やりません。
つまりです。もし、パワハラでうつ病になってしまった場合…。
あなたの人生は〝無能な上司〟に壊されたことになるのです。
…お前らさ。『人の命が〜』とか、偉そうに語る資格ある?
パワハラって、お前らトップが本気で無くそうとしない限り、絶対無くならないからね?
【重要】最大の理由は〝人生に対する不満足感〟である
惨事ストレスでも、パワハラでもない〝もう1つの原因〟がコレです。
人生に対する不満足感。消防士として働く自分を、好きになれない感覚。
つまり、例えばこういうこと↓↓
- 何のために消防士やってるか分かんない…
- 消防士なんか、ならなきゃ良かった…
- ああ、仕事くっそつまんねえなあ…
- 会社勤めのアイツが、輝いて見える…
- このまま年老いて死んでいくだけの人生なのかな…
↑このような「後悔」を抱えながら消防士をすると、高確率で病みます。
というか、この記事を読んでいるあなたはほぼ100%、思い当たるはずです。
『ならなきゃ良かった…』と、多くの人が心から感じるブラックな職業。
消防士という仕事は、それほど〝欠陥だらけ〟って話なんですよね…。
※消防組織の問題点については以下の記事で語りました↓↓
【経験談】うつ病になるくらいなら消防士を辞めるべき3つの理由
- 仕事は他にいくらでもある
- 消防士のメリットは〝休日数〟だけ
- 同じ努力量で、消防士の3倍は幸せになれる
↑こんな感じです。
実際に、僕自身が消防士を辞めて『マジで良かった…!』と本気で思ってるわけですからw
でもね。よく考えてみてくださいよ。
今の〝日本〟って、最悪アルバイトでも余裕で食っていけるくらい豊かじゃないですか。
転職先とか仕事とか「お金を稼ぐ方法」って、消防士の他にも腐るほどあるじゃないですか。
そして。
もし消防士を続けて〝うつ病〟になったら、その後の人生、ずーっと不安じゃないすか?
仕事は他にいくらでもある
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3ヶ月間、これらのサービスを使って職探ししてみてください。
消防士を辞めても、余裕で生活費が稼げるという〝当たり前の事実〟に気付けます。
うつ病になるくらいなら、絶対に消防士なんて抜け出すべきです。
心をボロボロにしてまでやるべき仕事など、ありませんから。
消防士のメリットは〝休日数〟だけ
- 仕事の楽しさ・やりがい
- 上司や取引先との関係性
- 収入面、人脈、スキル、キャリア
↑どれをとっても、3年前より民間にいる「今」の方が圧倒的に満足です。
もちろん〝僕個人の意見〟ではあるんで、100%とは言えないかもですが。
※消防士の休日についての記事はこちら↓↓
同じ努力量で、消防士の3倍は幸せになれる
これは断言できます。
例えばですが、あなたが消防士として「技術」を磨くにはどんな努力をするでしょう?
- 毎日ロープワークなど訓練する
- 毎日、参考書で勉強する
- 大金を払い、研修やセミナー参加する
↑こんな感じですよね?
では、これら日々の努力で「あなたが得られたもの」は何ですか?
- 得られたものは「それっぽい技術」だけ
- 給料は同じ
- 出世も早まらない
- 誰もスゴイと言ってくれない
- 仕事を頑張れば頑張るほど、さらに仕事を与えられる
↑こんな状況に、陥ってませんか?
得られたものより、失ったものの方が大きくないですか?
これこそが、消防士が〝クソ〟である理由なんすよ。
消防組織は「人のために頑張れ!」という〝根性論〟だけで、社員を動かそうとする組織なんです。
あなたが〝まとも〟なら、何の見返りもない努力に嫌気がさして当然。
努力ができるのならば。その努力は消防の外の世界でやるべきだと僕は思うわけです。
- 努力できる人の価値は高い
- 消防士の外の世界で、あなたはどのくらいの価値か?
- もし価値がないと診断されたら〝努力の仕方〟が間違ってるってことです
まとめ|消防士にうつ病が多いのは〝当然すぎる結果〟だった
- 消防士は、うつ病になる人が圧倒的に多い仕事
- 惨事ストレスやパワハラが無くならないのは消防全体の問題
- 上司や組織は、あなたをうつ病からは守ってくれない
- 最大の根本的な原因は「人生の不満足感」だと思う
- 心を病んでしまうくらいなら、消防士なんてやめちまえ
↑はい。こんな内容を書かせていただきました。
共感していただける消防士さんがいたら、嬉しいです。
消防組織やクソ上司に、あなたの人生の舵取りを丸ごと委ねないでください。
あなたの精神面を1番優先して、正しい選択をしてください。
それでは!
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