↑こういった方向け。
まず伝えたい。『消防士を辞めたい』と思うのは、何らおかしいことではありません。
消防士辞めたい。
辛すぎるわ。
もう挫折しはじめてるわ— ジョージ (@8b320d5ad9a34cf) September 4, 2015
前々から思ってたんだけど、今日はついに上司に仕事を辞めたい気持ちを伝えました。
消防士を辞めるのはもったいないって言われるけど、そもそも自分に合ってなかったし、今後も続けていける自信がないんだよなー…— スバル (@soulyutar) February 26, 2018
パワハラ、やりがいの無さ、激務…。
命の危険、睡眠不足、つまらない事務仕事、雑用…。
この記事では、そんなあなたが取るべき行動をまとめました。
6年目で消防士を辞めた僕の経験談からアドバイスするんで、3分ほどお付き合いくださいm(_ _)m
消防士を辞めたい人はまず「メリットとデメリット」を確認しよう
- メリットの方が多い → 我慢して続ける
- デメリットの方が多い → 辞める決意をする
1番重要なのは上記の判断です。
僕は「このまま消防士を続けることのデメリット」に耐えられず、退職。
それでは、僕が消防士から民間へ来て感じる、消防士のメリットとデメリットを解説しますね。
消防士最大のメリットは「ラクして稼げる」
- 休みが多い
- リストラがない
- 能力・スキルと関係なく給料が出続ける
↑恐ろしいほどにラクな仕事です。これは間違いないですよ。
今、消防士で「メシが食えないほど生活が苦しい」人はいないですよね。
民間では、サボればサボるほど収入が減りますからね…。
生活費を稼ぐだけなら、消防士ほどラクな仕事は無いと断言できます。
消防士最大のデメリットは「頑張っても稼げない」
- 完全なる年功序列
- 技術やスキルを磨いても出世とは関係ない
- ほとんどの副業が禁止
↑消防士は、頑張っても給料が増えない仕事。
もう少し詳しく言うと「頑張ってる人とサボってる人とで、給料が変わらない仕事」ってことです。
消防士は、頑張りが報われない世界。
「報われない努力など続かない」ので、辞めたいと思うのも無理はないんですよね。
あなたが消防士を辞めたい理由は、なんですか?
- 他にやりたいことができた
- 上司のパワハラに耐えられない
- 激務・悲惨な現場に耐えられない
- 組織のやり方に嫌気がさした
- もっと収入をあげたい
↑他にもあるかもしれません。
結論、辞めたい理由は何でもOK。重要なのは「これからどうするか?」ですので。
先述のメリット・デメリットを考えてもなお辞めたい思いが強いなら、行動を開始。
僕自身が今「後悔ゼロ」なのは、自分で決断して動いたからだと思ってます。
【経験談】消防士を辞めたいなら、辞めちゃった方が良い
民間へ来てびっくりしたんですが、一般的には「転職なんて超当たり前」なんですよね。
今や2人に1人の割合で転職を経験している世の中です。
クラウドサービス・コンサルティング事業のリスクモンスター(東京都中央区)は、20~60代の社会人男女500人を対象に、転職事情に関するアンケート調査を実施した。転職経験の有無については転職の経験がある人が56.6%と、経験がない人の43.4%を上回る結果となり、2人に1人は転職を経験していることが分かった。また、転職経験者の約65%が複数回の転職を経験していた。
引用元:ITmediaビジネスONLINE
↑上記のとおり。
いっぽう消防士は「安定」を理由に、辞めたいのに辞めない人も多いですよね。
ソシャゲのリセマラと同じで、一発で「天職」に就くなんて不可能ですからね。
転職でやり直しを図るのは、今や当然の流れと言えます。
収入が下がる心配はしなくて良い
- 休日数が減る = 無駄な出費が減る
- 残業代がしっかり出る
- 副業が解禁される
↑消防士を辞めても、問題なく食っていけましたよ。既婚者の僕でも。
たしかに給料はやや下がりましたが、同時に出費も減り、副業も始めたのでトントンでした。
- 【アスリートエージェント】
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20代前半くらいまでなら、消防士時代より高い給料の会社も見つかるかもです。
消防士を辞めたら収入がヤバい、などという心配は不要ですよ。
「辞めたい」と言いながら消防士をする人が多すぎる
- 辞めたいけど勇気が出ず消防士を続ける
- 仕事にやる気が出ず、自己研鑽もする気にならない
- 頑張ってる消防士を「無駄なことを…」などと馬鹿にする
↑あなたの上司にも、こういう人がいるはず。
若いうちに辞めたいと思いつつ、結局ズルズルと消防士であり続けた証拠です。
脅してるワケじゃないですが、「やらなかった後悔」ってのはそれほどに怖いもの。
辞めたいと思うなら、最低でも何かしらの行動をするべきですよ。
消防士を辞めたい人が今すぐにやるべき行動【人生を変える準備】
↑消防士を辞めたい人は、上記3つのどれかに当てはまります。
それぞれ異なる「取るべき行動」があるので、今のあなたに最も近いものから読んでみてください。
それでは、順番に解説していきます。
その①|次にやりたい業種が決まっている場合
このパターンの方は悩む必要なしですね。
- やりたい業種へ今すぐ転職する
- その業種へ行くのに必要なスキル・資格があれば学ぶ
↑上記でOK。
もしすでに行きたい会社がバシッと決まっているなら、そちらへ応募。
希望の業種だけざっくり決まってるなら、転職サイトなどから会社を探して応募です。
採用が決まるまで消防士を続け、「○月から△△で働くので消防士を辞めます」でOKです。僕はこのパターンで転職しました。
転職は早ければ早いほど有利なんで、先が見えてる方は行動あるのみ。
今はまだ目標が決まってない方も、最終的にはこのパターンを目指すと良いですよ。
その②|まだ漠然と『消防士を辞めたい』だけの場合
- 興味がある分野のスキルを磨く
- 得意な分野のスキルを磨く
- 何か資格の勉強をしてみる
↑上記がおすすめ。というか、コレ意外にないと思います。
今すぐ辞める必要はないので、休みの多さを利用して何か勉強しましょう。
身につけたスキルは、そのまま転職で有利に働きます。
まだ何も決まってないという方は、焦らず勉強→転職の流れがおすすめですよ。
その③|自分には何が向いているか全く分からない場合
勉強しようにも、何をすれば良いか1つも思い浮かばない…。そもそも自分には消防士以外、何も向いていない気がする…。
↑こんな方は、まず自己分析で「適性」を知ること。
自分の強みを知らないと、何を学ぶにしてもモチベーションが上がらないですからね。
あなた以外にも辞めたい消防士がいるなら、一緒にやってみるのもアリ。
それぞれ得意分野への転職に向けて、共に頑張るきっかけになります。
僕は1人で悩み、時間をかけて転職しましたが…仲間は、多ければ多いほど良いですよ。
【悲報】消防士は辞めたいと思った時点でかなりヤバい件
- 公務員は、働くモチベーションを失ったら終わり
- 消防士の仕事は一般企業では何も役に立たない
- 消防士はやる気低下で怪我・事故の危険もある
↑消防士の怖いところです。
一見、消防士とは人命救助に携わる「やりがい」に満ちた仕事。
少し深掘りします。
消防士で居続ける限り、周りとの「格差」は広がり続ける
- 火消しや救急・救助は一般企業では役に立たない
- 消防士の事務仕事は「小学校レベル」
- 消防士の常識は外の世界では通用しない
↑あなたも、少しずつ気付いているはず。
消防士という仕事は、典型的な「潰しが効かない仕事」です。
辞めたいのに辞めないでいると、外の世界との差は開くばかり。
いつしか「人生の可能性」がゼロになり、消防士で一生を終える決断をしてしまうことになるわけです。
消防士を辞めたいなら早めの行動をおすすめします
『今すぐに辞めろ!』と押し付ける気はありません。
「辞めることを目標」に、何かしらの行動を始めておいて損はないってことです。
行動しても、失うものはありません。
しかし行動せずにいると、可能性は失われる一方だと思います。
行動した結果『やっぱ消防士でいいや』という判断をするのもアリ
行動した結果ダメそうなら、辞めたいという思いを諦めたって良い。
消防士でいる限り、食いっぱぐれることはないですからね。
- 行動せずに諦める → 後悔しか残らない
- 行動したけど、諦める → 納得しているので後悔は少ない
↑行動する・しないの違いだけで、その後の「人生の満足感」も変わります。
当時の僕もそうでしたが、『どうせなら、やるだけやってみよう』という気持ちで行動してみるのが良いと思います。
本記事は以上。
それでは。