消防士を辞める

【後悔しないために】消防士を辞めたい人が取るべき行動とは?

【後悔しないために】消防士を辞めたい人が取るべき行動とは?
消防士くん
消防士くん
消防士を辞めたい。でも周りには反対されそうだし、転職してからやっていける自信がないなあ。俺は…どうしたらいいんだ…。

↑こういった方向け。

まず伝えたい。『消防士を辞めたい』と思うのは、何らおかしいことではありません。

パワハラ、やりがいの無さ、激務…。

命の危険、睡眠不足、つまらない事務仕事、雑用…。

世間からは正義のヒーローとして見られがちな消防士ですが、働いてみないと分からない「闇」がありますよね。なので辞めたいと悩むのはいたって「普通」です。

この記事では、そんなあなたが取るべき行動をまとめました。

6年目で消防士を辞めた僕の経験談からアドバイスするんで、3分ほどお付き合いくださいm(_ _)m

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消防士を辞めたい人はまず「メリットとデメリット」を確認しよう

消防士を辞めたい人はまず「メリットとデメリット」を確認しよう

  • メリットの方が多い → 我慢して続ける
  • デメリットの方が多い → 辞める決意をする

1番重要なのは上記の判断です。

僕は「このまま消防士を続けることのデメリット」に耐えられず、退職。

しかし、嫌々ながらでも消防士を続ける方がメリットが大きい人だっているでしょう。もし辞めたいと思うなら、まずは冷静に「損・得」を考えることが大事だと思うのです。

それでは、僕が消防士から民間へ来て感じる、消防士のメリットとデメリットを解説しますね。

消防士最大のメリットは「ラクして稼げる」

  • 休みが多い
  • リストラがない
  • 能力・スキルと関係なく給料が出続ける

↑恐ろしいほどにラクな仕事です。これは間違いないですよ。

今、消防士で「メシが食えないほど生活が苦しい」人はいないですよね。

公務員なので当たり前ですが、消防士は「とりあえず出勤してれば金が貰える仕事」です。あなたの消防署にも、ただそこに「いる」だけの無能が山ほどいるはず。

民間では、サボればサボるほど収入が減りますからね…。

生活費を稼ぐだけなら、消防士ほどラクな仕事は無いと断言できます。

消防士最大のデメリットは「頑張っても稼げない」

  • 完全なる年功序列
  • 技術やスキルを磨いても出世とは関係ない
  • ほとんどの副業が禁止

↑消防士は、頑張っても給料が増えない仕事。

もう少し詳しく言うと「頑張ってる人とサボってる人とで、給料が変わらない仕事」ってことです。

ちなみに僕が消防士を辞めた理由がこれ。『なぜただ歳を取っているだけの無能が自分より給料が高く、加えてなぜ仕事量は自分の方が多いのか?』という点が、全く納得できませんでした。

消防士は、頑張りが報われない世界。

「報われない努力など続かない」ので、辞めたいと思うのも無理はないんですよね。

あなたが消防士を辞めたい理由は、なんですか?

  • 他にやりたいことができた
  • 上司のパワハラに耐えられない
  • 激務・悲惨な現場に耐えられない
  • 組織のやり方に嫌気がさした
  • もっと収入をあげたい

↑他にもあるかもしれません。

結論、辞めたい理由は何でもOK。重要なのは「これからどうするか?」ですので。

親や友人、上司はあなたに『もったいないぞ』とか『もう少し我慢しろ』とか、無責任な言葉を投げかけてきます。しかし、決めるのは他でもないあなた自身ですよね。

先述のメリット・デメリットを考えてもなお辞めたい思いが強いなら、行動を開始。

僕自身が今「後悔ゼロ」なのは、自分で決断して動いたからだと思ってます。

【経験談】消防士を辞めたいなら、辞めちゃった方が良い

【経験談】消防士を辞めたいなら、辞めちゃった方が良い

民間へ来てびっくりしたんですが、一般的には「転職なんて超当たり前」なんですよね。

今や2人に1人の割合で転職を経験している世の中です。

クラウドサービス・コンサルティング事業のリスクモンスター(東京都中央区)は、20~60代の社会人男女500人を対象に、転職事情に関するアンケート調査を実施した。転職経験の有無については転職の経験がある人が56.6%と、経験がない人の43.4%を上回る結果となり、2人に1人は転職を経験していることが分かった。また、転職経験者の約65%が複数回の転職を経験していた。
引用元:ITmediaビジネスONLINE

↑上記のとおり。

いっぽう消防士は「安定」を理由に、辞めたいのに辞めない人も多いですよね。

しかし我慢に我慢を重ねた結果、『ああ、あの時辞めていればなぁ…』と後悔する日々を送ることになるとしたら?それこそ「不安定」な人生だと思うのです。

ソシャゲのリセマラと同じで、一発で「天職」に就くなんて不可能ですからね。

転職でやり直しを図るのは、今や当然の流れと言えます。

収入が下がる心配はしなくて良い

  • 休日数が減る = 無駄な出費が減る
  • 残業代がしっかり出る
  • 副業が解禁される

消防士を辞めても、問題なく食っていけましたよ。既婚者の僕でも。

たしかに給料はやや下がりましたが、同時に出費も減り、副業も始めたのでトントンでした。

ただし、これは僕が転職先に選んだ会社が「当たり」だったからかも知れません。給料面で不安がある方は、転職サービスを活用して好条件の会社を紹介してもらうのが安全かなと。
消防士におすすめの転職サービス

20代前半くらいまでなら、消防士時代より高い給料の会社も見つかるかもです。

消防士を辞めたら収入がヤバい、などという心配は不要ですよ。

「辞めたい」と言いながら消防士をする人が多すぎる

  • 辞めたいけど勇気が出ず消防士を続ける
  • 仕事にやる気が出ず、自己研鑽もする気にならない
  • 頑張ってる消防士を「無駄なことを…」などと馬鹿にする

↑あなたの上司にも、こういう人がいるはず。

若いうちに辞めたいと思いつつ、結局ズルズルと消防士であり続けた証拠です。

こんなモヤモヤした人生は、控えめに言っても「不幸」ですよね。いま辞めたいと思ってる若手消防士も、数年後にはその上司と同じ人生になってしまうかも知れません。

脅してるワケじゃないですが、「やらなかった後悔」ってのはそれほどに怖いもの。

辞めたいと思うなら、最低でも何かしらの行動をするべきですよ。

消防士を辞めたい人が今すぐにやるべき行動【人生を変える準備】

消防士を辞めたい人が今すぐにやるべき行動【人生を変える準備】

↑消防士を辞めたい人は、上記3つのどれかに当てはまります。

それぞれ異なる「取るべき行動」があるので、今のあなたに最も近いものから読んでみてください。

ちなみに僕は②の状態から、最終的にやりたいことが見つかって①になった人間。なので今の時点で先が見えていないとしても、焦らず行動を続ければ問題ないですよ。

それでは、順番に解説していきます。

その①|次にやりたい業種が決まっている場合

このパターンの方は悩む必要なしですね。

  • やりたい業種へ今すぐ転職する
  • その業種へ行くのに必要なスキル・資格があれば学ぶ

↑上記でOK。

もしすでに行きたい会社がバシッと決まっているなら、そちらへ応募。

希望の業種だけざっくり決まってるなら、転職サイトなどから会社を探して応募です。

会社の掲載数が多い転職サイト

採用が決まるまで消防士を続け、「○月から△△で働くので消防士を辞めます」でOKです。僕はこのパターンで転職しました。

転職は早ければ早いほど有利なんで、先が見えてる方は行動あるのみ。

今はまだ目標が決まってない方も、最終的にはこのパターンを目指すと良いですよ。

その②|まだ漠然と『消防士を辞めたい』だけの場合

  • 興味がある分野のスキルを磨く
  • 得意な分野のスキルを磨く
  • 何か資格の勉強をしてみる

↑上記がおすすめ。というか、コレ意外にないと思います。

今すぐ辞める必要はないので、休みの多さを利用して何か勉強しましょう。

僕自身もまずは「行動経済学」や「マーケティング」を学ぶところから始めました。理由は興味があったから。半年後には『営業職に就きたい!』と決意して、今があります。

身につけたスキルは、そのまま転職で有利に働きます。

まだ何も決まってないという方は、焦らず勉強→転職の流れがおすすめですよ。

資格勉強・スキル取得に役立つサイト

その③|自分には何が向いているか全く分からない場合

勉強しようにも、何をすれば良いか1つも思い浮かばない…。そもそも自分には消防士以外、何も向いていない気がする…。

↑こんな方は、まず自己分析で「適性」を知ること。

自分の強みを知らないと、何を学ぶにしてもモチベーションが上がらないですからね。

有名どころで言えば、ミイダスの市場価値診断がおすすめ。無料で登録でき、『どんな仕事が向いているか?』『どんな業界で活躍できるか?』など細かく診断できます。

あなた以外にも辞めたい消防士がいるなら、一緒にやってみるのもアリ。

それぞれ得意分野への転職に向けて、共に頑張るきっかけになります。

僕は1人で悩み、時間をかけて転職しましたが…仲間は、多ければ多いほど良いですよ。

【悲報】消防士は辞めたいと思った時点でかなりヤバい件

【悲報】消防士は辞めたいと思った時点でかなりヤバい件

  • 公務員は、働くモチベーションを失ったら終わり
  • 消防士の仕事は一般企業では何も役に立たない
  • 消防士はやる気低下で怪我・事故の危険もある

↑消防士の怖いところです。

一見、消防士とは人命救助に携わる「やりがい」に満ちた仕事。

しかしそれはあくまでも『俺は消防士がやりたい!』という強い意志を持てている場合のみ。もし『辞めたい』と思ってしまったら、精神的にも肉体的にも消耗する一方なんですよね。

少し深掘りします。

消防士で居続ける限り、周りとの「格差」は広がり続ける

  • 火消しや救急・救助は一般企業では役に立たない
  • 消防士の事務仕事は「小学校レベル」
  • 消防士の常識は外の世界では通用しない

↑あなたも、少しずつ気付いているはず。

消防士という仕事は、典型的な「潰しが効かない仕事」です。

消防士の仕事で得られる経験やスキルは、民間企業では1つも役に立ちません。いっぽう、あなたが我慢して消防士を続けている今も、一般のサラリーマンは日々ビジネススキルを高めてますよね。

辞めたいのに辞めないでいると、外の世界との差は開くばかり。

いつしか「人生の可能性」がゼロになり、消防士で一生を終える決断をしてしまうことになるわけです。

消防士を辞めたいなら早めの行動をおすすめします

『今すぐに辞めろ!』と押し付ける気はありません。

「辞めることを目標」に、何かしらの行動を始めておいて損はないってことです。

スキルを磨いたり勉強するのは自由ですし、転職サービスを利用するのだってもちろん自由。禁止されている副業も、まとまったお金が稼げるまでは「ただの趣味」で済みますからね。

行動しても、失うものはありません。

しかし行動せずにいると、可能性は失われる一方だと思います。

行動した結果『やっぱ消防士でいいや』という判断をするのもアリ

繰り返しですが、消防士のメリットは「ラクして稼げること」です。

行動した結果ダメそうなら、辞めたいという思いを諦めたって良い。

消防士でいる限り、食いっぱぐれることはないですからね。

  • 行動せずに諦める → 後悔しか残らない
  • 行動したけど、諦める → 納得しているので後悔は少ない

↑行動する・しないの違いだけで、その後の「人生の満足感」も変わります。

当時の僕もそうでしたが、『どうせなら、やるだけやってみよう』という気持ちで行動してみるのが良いと思います。

本記事は以上。

それでは。

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